掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 6654
ロマンと勇気と 海峡を渡るバイオリン27日に放映(04.11.17)
[ 主演の菅野美穂と草剛 ]
在日1世で「東洋のストラディバリウス」と称賛されるバイオリン製作者・陳昌鉉氏の半生を描いた「海峡を渡るバイオリン」が、フジテレビ開局45周年記念企画文化庁芸術祭参加作品としていよいよ11月27日土曜日20時3分から放映される。
企画・山田良明と演出・杉田成道の「北の国から」コンビの手による3時間ドラマだ。
フジテレビは「度重なる戦争による民族の悲劇。その劇的状況の中で自らを信じ努力すること。そして妻の愛情は、普遍的な『家族愛』と『人間愛』に満ち溢れている。これはわたしたち日本人が忘れてしまった親子愛と夫婦愛、そして夢を実現させるロマンと勇気の波乱万丈な物語であることは間違いなく、04年最強最大の話題作となるであろう」と、総力を挙げ放映することを決めている。
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陳氏の作品 「天上の弦」の流麗さ披露
来月、チャリティーコンサート
ピアノ、チェロ、歌、そして陳昌鉉氏製作のバイオリンで奏でるチャリティーコンサートが12月26日、埼玉・大宮ソニック小ホールで開催される。埼玉聴覚障害者福祉会後援会主催のもと、コンサートの収益は全額、聴覚障害者老人ホーム建設資金として寄付される。
陳昌鉉氏製作のバイオリンを白井英治、若林暢らが演奏。トークコーナーとサイン会には陳昌鉉氏と漫画「天上の弦」作者、山本おさむ氏が来場する予定。
午後の部14時30分開演、夜の部18時開演。
チケットは大人3500円、小人(小中高生)2500円。チケット予約、問い合わせは、ふれあいの里・どんぐり(℡049・295・9321)。ホームページはwww.donguri.or.jp/news.html
(2004.11.17 民団新聞)