掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 4620
義援金や日用品とどく 被災同胞へ続々(04.11.17)
民団中央の「新潟中越地震・台風被害対策委員会」の募金活動が進展する一方で、大きな被害を受けた同胞への独自の支援活動も広がっている。
新潟の対策本部(本部長=李鐘海団長)に9日、在日大韓キリスト教会福岡教会から義援金5万8000円とともにカイロや石油ポンプ、衛生用品や食料品などが届いた。
11日には京都国際中・高等学校(李愚京理事長、李虎雄校長)が「全校生徒で一生懸命集めた物資です」との便りを添え、肌着やオムツ、幼児用食品などを寄せている。
また、15日には東京・新宿を拠点とするぺ・ヨンジュンのファンクラブ代表が新潟本部を直接訪れ、韓日交流のためにもと義援金10万余を李本部長に伝達した。
大阪の金剛学園(郭倉坤理事長、姜森校長)は5万6000円を、白頭学院建国幼・小・中・高等学校(李英秀理事長、李正市校長)は9万3000円を、中越地震と兵庫の台風被害の一日も早い復興を願う義援金として、それぞれ民団大阪本部(金昌植団長)に寄託した。
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済州道から名水1万本
【新潟】済州道の姜俊馨国際関係諮問大使が9日、新潟県庁で泉田裕彦知事と会い、済州道産のミネラルウォーター「三多水」2㍑ビン1万本、計20㌧を贈呈した。
金泰煥知事の命を受けたもので、「韓国最南端の島、済州道も台風の通り道に位置し、多くの災害に遭遇してきたため痛みが理解できる」とのメッセージが添えられていた。新潟総領事館の金光圭総領事が同席した。
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地震・台風で義援金受け付け 19日まで
新潟の地震と西日本の台風被災への義援金口座は、「あすか信用組合恵比寿支店普通口座052481、民団義援金 金宰淑」です。募金期間は11月19日まで。現金封筒での送金も民生局で受け付けています。
(2004.11.17 民団新聞)