掲載日 : [2004-11-17] 照会数 : 4282
新潟被災者へ誠金、物資支援 民族学校生徒ら(04.11.17)
[ ナンジャン会場での募金 ]
民族学校の児童・生徒は今月に入って「新潟中越地震」被害者への募金活動を本格化させた。
白頭学院建国学校は3日に開催された文化祭で生徒たちやPTAの父母らから支援を募ったところ、6万6223円が集まった。14日に開いた多文化共生フェスタ「ナンジャン」でも募金活動を展開した。この日の収益金の一部も加えて民団大阪府本部に届けることにしている。
金剛学園は10月9日、同校で開いた文芸発表会でバザーを行った。収益金5万6000円を見舞金に充てる。現在も引き続き募金を集めており、近く民団大阪府本部に寄託する。
京都国際中・高等学校は、高校1〜3年の総合教育班の生徒たちが中心となった。同班は前期に在日ブラジル人学校と交流し「在日外国人」について学習し、後期は「社会福祉」をテーマに学んだ。その矢先に今回の中越地震が起き、自分たちにできることはないかと考え、カイロなどの義援物資を募集して民団新潟本部に送った。
東京韓国学校(孫性祖理事長、金龍萬校長)は初等部、中等部、高等部で生徒が自主的に集めた。
ここに教職員のカンパも加え約40万円を16日、NHKの受付窓口を通じて被災者に送った。
(2004.11.17 民団新聞)