掲載日 : [2004-12-22] 照会数 : 4089
中央団長と駐日大使ら高齢同胞を慰問(04.12.22)
[ 金宰淑団長(左)の訪問に感激する李聖実ハルモ二(14日、名古屋市) ]
[ 大田支部の団員を慰問した東京本部の李時香団長(右=9日) ]
いつまでもお元気で
【愛知】民団中央本部の金宰淑団長は14日、名古屋市の特別養護老人ホーム「永生苑」(李鍾善理事長)を慰問し、見舞金を手渡した。地元の民団愛知県本部から徐海錫副団長が同行した。 李聖実ハルモニ(92)は金団長の慰問をことのほか喜び、「アイゴ、オショッスミカ」と金団長の手をいつまでも握りしめていた。金団長も「いつまでもお元気で」と笑顔で声をかけた。
李理事長は「ホームでは心と心との交わりが大切。より良いホームをめざして、これからも地域に貢献していきます」と礼を述べた。この日、金団長は豊橋市にある「永生苑豊橋」も訪れた。
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民団東京本部の李時香団長は9日、羅大使など駐日韓国大使館関係者とともに、民団大田支部と葛飾支部を相次いで訪れ、それぞれ地域の高齢団員を慰問した。この慰問は同本部が毎年実施している相互扶助運動の一環。
大田支部には羅大使もともに訪れ、支部会館で出迎えた4人の高齢者に電気毛布とCDラジカセを手渡しながら、「これからもお達者で」と温かい言葉をかけた。李団長はこの後、金忠慶総領事とともに葛飾支部を訪問し、同様に3人の高齢者に慰問品を贈った。
慰問品を受け取った大田支部の高齢者は「日本に来て初めて大使に会えて、握手や話までできて感激」と喜びを素直に表していた。
(2004.12.22 民団新聞)