掲載日 : [2005-04-13] 照会数 : 11863
新会長に崔鐘太氏…韓商連総会(05.4.13)
[ 会長選を終えがっちり肩を組む、金建治前会長(左)と崔新会長(右) ]
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5カ地協開設へ
【愛知】在日韓国商工会議所は6日、名古屋市内のホテルで第43期定期総会を開き、新会長に崔鐘太氏(53)を選んだ。任期満了に伴う会長選挙の結果、崔候補が現職の金建治候補を100対87(無効1)で上回った。代議員192人中188人が参加。副会長などは会長一任となった。
崔新会長は「1世ら先輩が苦労した土台を継承するためにも、皆で力を合わせて一つになろう。皆さんの手足になって一生懸命がんばりたい」と抱負を述べた。大阪商業大卒業後、兵庫韓商会長、韓商連副会長などを歴任。現在は在日本大韓ゴルフ協会会長、平山運輸社長、山善興産会長の職にある。
来賓として出席した李光奎・在外同胞財団理事長は「韓日関係を考える上で在日同胞の存在は重要な役割を担っている。さらに、700万海外同胞にとっても兄貴分的な立場にあり、今後も先導的役割を果たしてほしい」と激励した。
続いて民団中央本部の金宰淑団長も「光復60周年の節目の年に、韓日の架け橋役を担う在日同胞の存在感を高めることが重要。また、完全ペイオフが実施されたことで商工会議所と韓信協、民団が三位一体となり民族金融機関を強化していこう」と呼びかけた。
主な事業計画は、▽5カ所の地区協議会設置▽韓商間のインターネット構築▽保険代理店事業の拡大▽公的助成金・融資制度の利用促進▽民族金融機関の支援強化▽世界韓人商工人との交流拡大▽関係機関への政策提言強化--など。
(2005.04.13 民団新聞)