掲載日 : [2005-05-11] 照会数 : 9181
【愛・地球博】参観団誘致や交流・共生事業①(05.05.11)
[ 民団代表は神田愛知県知事を訪ね、万博への全面支援を表明。入場券1万枚を購入した。向こう側左端から梁東一愛知団長、金宰淑中央団長=2004年5月17日
] [ 韓国館の開会式に出席した民団愛知の役員たち=3月25日
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多角的な準備を積み重ねて…在日の先頭に立つ民団愛知本部
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「愛・地球博」は自然の叡智(えいち)をテーマに、愛知県青少年公園をメーン会場に3月25日開幕した。この日本国際博覧会には121カ国4国際機関が参加している。民団愛知県本部(梁東一団長)は、韓日国交正常化40周年という節目の年を迎え、愛知万博を韓日友好及び国際交流を増進する絶好の機会として位置づけ、参観団誘致及び広報活動、国際交流及び共生事業など各種後援事業を決定した。愛知万博在日韓国人後援事業は「日韓友情年2005」記念事業として認定されている。
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21世紀最初の国際博覧会がアジア地域の日本、ここ愛知県で開催された意義は大きく、日本社会での共生をめざす在日韓国人社会にとっては人と文化の新たなふれあいの場として大きな期待が寄せられている。愛知民団では愛知万博後援実行委員会(委員長・梁東一民団愛知本部団長)を構成し、韓日友好促進に寄与すると同時に、地域社会のさらなる発展のために各種後援事業を積極的に推進している。
民団愛知は昨年から愛知万博の支援・協力に努めてきた。まず、04年5月17日、金宰淑民団中央団長や梁東一民団愛知団長らは愛知県知事公舎に神田真秋知事を訪ね、万博の成功に向け本団の後援事業を表明するとともに、入場券1万枚を購入する伝達式を行った。県下同胞1500人が参加した第59周年光復節式典では、会場入口に愛知万博ブースを設置し、モリゾーとキッコロがPRに努めた。
昨年10月31日に開催された「コリアンフェスタ2004」では、会場に愛知万博コーナーを設けるとともに、愛知万博キャランバン隊によるトークやサイコロゲームを行うなど、1万人を超す来場者にPRした。
韓国館協力自治体との交流も行われた。12月11日には豊田市主催の「愛・地球博100日前イベント」が豊田スタジアムで開催されたが、民団愛知も協力して盛り上げた。
今年の1月16日には、師勝町で「万博を先取りする記念イベント」が同町総合体育館で行われ、韓国との交流イベントが実施された。
民団愛知からはテコンドー、サムルノリ公演をはじめ、キッズコーナー、「冬ソナ」コーナー、韓国グルメ屋台などが出店された。
(2005.05.11 民団新聞)