掲載日 : [2005-05-11] 照会数 : 10690
【愛・地球博】参観団誘致や交流・共生事業②(05.05.11)
[ 5月11日の「韓国デー」に披露される伝統舞踊の華麗な「扇の舞」 ]
[ 韓国デーのイベントでは「冬のソナタ」の主題歌でおなじみのリュウも出演
]
韓国デー 通信使再現・舞踊・衣装・歌…魅力十分の催し
「生命の光」をテーマにした韓国館は、韓国人にとってなじみの深い5方色(青・赤・黄・黒・白)の5つのゾーンに分け、伝統文化をIT技術を駆使しながら紹介している。立体映像は迫力満点で、外国館の中でもトップの人気を得ている。
愛知万博ナショナルデー「韓国の日」の11日は、韓国館などでさまざまな催し物が企画されている。
午前10時、韓日文化交流振興協会が再現した朝鮮通信使の行列が韓国館を出発し、エキスポドームまでの約1・6㌔を練り歩く。また、韓国海洋大生150人もパレードに加わる。
11時から、エキスポドームで記念式典が行われる。全国の民団役員をはじめ、韓国国会の金元基議長、羅鍾一駐日大使、日本政府代表の保坂三蔵経済産業副大臣、豊田章一郎博覧会協会会長らが出席する予定だ。ドーム内では、伝統民俗舞踊をはじめ、古代3国時代から朝鮮朝までの伝統衣装ファッションショー、韓国歌謡祭、テコンドー模範演技など見どころいっぱいのイベントが夕方まで続く。韓流スターコンサートにはリュウ、パク・ジョンヒョン、ジャウリム(柴雨林)らが出演する。また、友好協力自治体の豊田市が和太鼓を披露する。
前日の10日午後7時から名古屋市内のウェスティンナゴヤキャッスルホテルで、愛知万博・在日韓国人後援会は前夜祭を開催した。これは、韓日国交正常化40周年・韓日友情年も同時に記念するもので、全国の民団幹部をはじめ、韓国政府や日本万博協会関係者、愛知県知事ら自治体首長、国会議員、マスコミ関係者らが出席した。民団関係者は今日11日、愛知万博の韓国ナショナルデー行事を参観する。
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おまつり広場を後押し
万博開催期間中、愛知館「あいち・おまつり広場」では、過去から未来へと受け継がれていく愛知県市町村の祭りや伝統芸能などを日替わりで紹介している。
韓国のフレンドシップ自治体である豊田市と師勝町主催の事業には愛知民団も積極的に参加協力している。
4月12日の師勝町の日には、「思い出が、元気によみがえる町、師勝」をテーマに、昭和時代の駄菓子屋やチンドン屋を再現したほか、ステージではコンサートや太鼓演奏などを披露した。
(2005.05.11 民団新聞)