掲載日 : [2005-05-11] 照会数 : 8562
【愛・地球博】韓国デーに同胞2500人集う(05.05.11)
[ 11日に行われた「韓国の日」の式典
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[ 夕方行われた韓流コンサートで「冬のソナタ」のテーマ曲を歌うリュウ ]
韓国デー、平日最多の10万人突破
愛知万博…同胞1500人集う前夜祭に内外の代表者
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韓国館は人気随一 入場者64万人突破
05年日本国際博覧会(愛知万博=愛称「愛・地球博」)はきょう11日、韓国ナショナルデーを迎え、EXPOドームを中心に華やかな文化イベントで彩られる。公式記念式典には韓日両政府代表や万博協会関係者をはじめ、民団から全国の組織幹部約300人を含む2500人余の同胞が詰めかけた。また、海外韓民族代表者協議会(会長=金宰淑民団中央団長)からも13カ国約70人が参加した。(愛知万博特集・別掲載)
民団の愛知万博後援事業は今年度の主要活動に位置付けられており、「日韓友情年2005」実行委員会からも記念事業として正式認定されている。民団はナショナルデーに合わせ、前日の10日、名古屋市内で「全国組織幹部拡大会議」と海外韓民族代表者協議会の「05年度運営委員会及び会長団会議」を開き、合わせて関係者約500人を集めた前夜祭を催した。(「韓国デー」・「拡大会議」・「韓民族代表者協」の詳報は5月18日付に掲載)
3月25日の開幕と同時にオープンした韓国館は4月29日、来場者数が早くも50万人を突破、今月8日現在で64万人に達した。イベント情報誌「ぴあ」が万博入場者2000人を対象に行った人気度調査でも、121カ国の外国館のなかで韓国館は1位にランクされた。同館を運営するKOTRA(大韓貿易投資振興公社)では当初、1日平均の来場者数を8000人と想定していただけに、1万5000人水準は嬉しい誤算だ。ナショナルデーを機に、さらに人気度アップが期待される。
韓国館は外国館のなかでは最大規模のパビリオンのひとつで、館のテーマは「生命の光」。その光からの言葉として、韓民族は青・赤・黄・黒・白の5方色に格別な思いを込めてきた。5方色それぞれの意味にちなんでゾーンが設けられ、自然との調和を重視した文化やダイナミックな先端技術など、韓国の過去・現在・未来が展示品やコンピュータを駆使した映像などで紹介されている。
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文化イベントは多彩な3部構成
韓国ナショナルデー行事は、午前10時から午後6時半まで。両政府代表らが参席する公式式典に先立って、朝鮮通信使行列の再現や韓国海洋大学の学生によるパレードがある。メーンの文化イベントは3部構成だ。
「韓日友情の調和」と題した第1部では、テコンドー模範演技と豊田市による和太鼓公演。「韓国の粋」と銘打った第2部では、韓国の伝統音楽を現代化した女性グループによる国楽フォージョン演奏があるほか、韓国R&B界の歌姫パク・チョンヒョン、「冬のソナタ」の主題歌で知られるRyu、人気ロックグループのジャウリムが登場する予定だ。第3部の「韓国の星」では、伝統民俗舞踊に続いて、古代3国時代からの伝統衣装が披露される。
(2005.05.11 民団新聞)