掲載日 : [2005-05-25] 照会数 : 8429
兵庫・「歴史教科書問題」6月から連続講座
民団兵庫が連続講座
【兵庫】民団兵庫県本部は史実をゆがめた中学校歴史教科書の採択を阻止するため「歴史教科書問題」連続講座を急きょ6月7日からスタートさせる。
第1回は「歴史認識問題と民団の取り組み」。第2回と第3回では扶桑社版教科書のどこが問題なのかについて、古代史と近代史に分けて具体的に分析する。この後、「つくる会」の狙いと背景を探り、最後は韓日近代史の第一人者から「日本人研究者から見た歴史教科書問題」について語ってもらう。いずれも午後6時から民団兵庫県本部5階中ホールで。無料。同本部では民団関係者だけでなく日本人市民の参加も呼びかけている。問い合わせは民団兵庫県本部(℡078・371・3010)まで。
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〈連続講座日程〉
①6月7日「歴史認識問題と民団の取り組み」孫成吉民団中央本部文教局長
②6月21日「新しい歴史教科書のどこが問題なのか(古代史篇)」鄭早苗大谷大学教授
③7月5日「新しい歴史教科書のどこが問題なのか(近代史篇)」朴一大阪市立大学大学院経済学研究科教授
④7月19日「『新しい歴史教科書をつくる会』のねらいと背景について」壽隆青年会中央本部会長
⑤8月2日「日本人研究者から見た『歴史教科書問題』」藤永壮大阪産業大学教授
(2005.05.25 民団新聞)