掲載日 : [2005-06-08] 照会数 : 5615
第50回顕忠日…犠牲悼み和合推進
[ しめやかに献花する在日学徒義勇軍関係者と民団幹部=6日、中央会館 ]
不戦と平和の決意新た
第50回顕忠日追念式が6日、中央会館で営まれ、北韓の南侵によって勃発した韓国戦争(50年6月25日)に、自ら志願して出陣した在日学徒義勇軍の権東国会長や、犠牲になった学徒の遺家族ら130余人が出席した。
式典では学徒義勇軍参戦史のVTRを鑑賞し、同族相殺の悲惨な戦争を改めて振り返った。民団中央本部の金宰淑団長は追念辞を通して「祖国平和統一の偉業を成就するため過去を乗り越え、朝鮮総連との対話を通じ在日同胞社会の和合を進めなければならない」と強調した。羅鍾一大使(ユウ・ジヒョン国防武官代読)は、「祖国存亡の危機に自ら立ち上がった在日学徒ら殉国先烈らの崇高な犠牲の上に、今日の大韓民国の発展と繁栄がある」と賛辞をおくった。参列者は献花の後、会場に飾られた義勇軍の写真に向かい、不戦と平和の決意を新たにした。
(2005.06.08 民団新聞)