掲載日 : [2005-08-13] 照会数 : 9174
オリニ臨海・林間学校真っ盛り
[ 北海道の林間学校に参加したオリニたち ]
[ (上)キャンプファイアーを囲む=愛知、
(下)本名の名札づくりに取り組む=奈良 ]
思い出つくって、来年も
はじけるオリニたち…林間・臨海学校最盛期
今年も全国各地の臨海・林間学校にたくさんのオリニが集い、楽しい思い出づくりに励んでいる。
9日現在、民団と青年会が中心となって実施した臨海・林間学校はすでに21カ所にのぼる。豊かな自然に囲まれ、寝食をともにしながらの仲間づくりは、貴重な体験だったようだ。各地で笑顔があふれ、歓声が飛び交った。ウリマルかるたや、折り紙で作るチマ・チョゴリなど趣向を凝らした学習企画もあり、好評だった。オリニたちからは「来年も来たい」との声がすでにあがっている。
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韓国料理を満喫…北海道
北海道韓国学園と札幌韓国教育院の主催したオリニ林間学校が7月27、28の両日、札幌市郊外の国営滝野すずらん丘陵公園で行われ、オリニ24人が参加した。
オリニたちは豊かな自然環境に囲まれながらスポーツ、ハイキング、焼肉パーティーなどを楽しんだ。
食事時には手作りの韓国料理を口いっぱいほおばっていた。民団北海道本部(金泰勲団長)からは文房具などがたくさん入ったプレゼントを贈られ大喜びだった。
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7年ぶりの復活…東 京
青年会東京本部(高幸伯会長)のオリニサマーキャンプは5日から8日まで栃木県塩原で行われた。小学1年生から中学3年生まで100人が参加した。同本部としては7年ぶりの実施。
オリニたちの声を聞くと、「班長の先生が明るく親切」「キャンプがとても楽しい」「気の合う友達と出会えた」など評判は上々。「来年もまた来たい」という声が圧倒的だった。
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民族遊戯楽しむ…愛 知
民団愛知県本部(梁東一団長)は7月16〜18の3日間、知多半島で実施した。オリニ48人が参加、青年会メンバーの見守るなかウリマル・カルタを楽しみ、折り紙でチマチョゴリをつくった。夜にはキャンプファイアーで歓声をあげた。
引率の金栄一青年会愛知本部副会長は、「オリニの弾けそうな笑顔に疲れも吹き飛びました」と話していた。
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発熱おして参加…奈 良
奈良・在日外国人保護者の会主催のオリニサマーキャンプは7月30、31の両日、生駒山麓ふれあいセンターで開かれた。民団奈良県本部と大阪市内の民族講師らが協力。
オリニたちはハングルで自分の名札を作った。鉛筆で下書きし、お気に入りの色を入れて満足げな表情。韓国の遊びも楽しんだ。参加直前に熱を出したオリニもいたが、頭に熱冷ましを貼って元気に過ごした。
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養護施設児童も…大 阪
韓国大阪青年会議所(柳昌宏会長)は神戸市灘区にある児童養護施設・愛神愛隣舎(金培錫理事長、鄭末岩施設長)の児童39人を福井県若狭湾でのサマーキャンプに招待した。
今年のキャンプは1日から2泊3日の日程で行われた。児童たちは民宿に到着すると、「わー、海だ」と大きな声ではしゃいでいた。
夏のキャンプは韓国兵庫青年会議所当時から続き、今年で23年目。子どもたちは毎年、この日を楽しみにしている。
(2005.08.13 民団新聞)