掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 8834
「ナヌムの家」展…21日から静岡で
苦難の体験示す
元日本軍「慰安婦」被害者ハルモニたちの存在と向き合うことを目的とした、「ナヌムの家」絵画・写真展が21日から25日まで、静岡市民ギャラリーで開催される。
ナヌムの家は1995年、長い間、病気や貧困などで苦しんできた被害者のハルモニたちを支援するために韓国京畿道広州市に建設された。現在11人のハルモニがともに暮らす。敷地内には「ナヌムの家歴史館」も併設され、「従軍慰安婦」の実相を知らせる貴重な資料が展示されている。
日本での展示は8月30日の京都を皮切りに、12月4日まで全国11カ所で行われる巡回展。
ハルモニたちの描いた絵画24点と、写真家・矢嶋宰さんによるハルモニの肖像写真11点ほかが紹介される。
時間10〜18時。21日は15時から、25日は17時まで。入場無料。問い合わせは、稲葉(℡054・261・3183)。
(2005.09.14 民団新聞)