掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 9453
歴史歪曲の教科書阻止…中長期の観点を
[ 韓国国会内での教科書問題討論会に出席した壽隆会長(中央)ら青年会メンバー ]
青年会、韓国議員らに強調
青年会中央本部は7日、韓国国会議員会館内で開かれた政策討論会に出席、「新しい歴史教科書をつくる会」が中心となって編さんした中学歴史教科書の不採択運動に取り組んだ経過と今後の課題について発表した。今回の討論会は「日本の扶桑社歴史教科書‐採択反対運動、その後」と題してハンナラ党の金在原議員(「独島守護及び日本の歴史歪曲対策特別委員会」委員)が企画。青年会から壽隆会長をはじめとする3人のメンバーが招かれた。
席上、会長は、歴史教科書問題では感情的で一過性の対応は韓日離間策に利用されてマイナスだと指摘、歴史教科書の韓日共同研究といった中長期的な視野から対策を講じてほしいと、4年後の採択阻止を見据えてのアドバイスをした。これと関連、宣伝部の金武貴さんが日本国内における右派政治家の歪曲工作の実態について説明した。
韓国側からは市民団体「V@nk」の企画団長が政策提言を行い、教育人的資源部や韓国文化交流センター、韓国教育開発院の各代表が討論に加わった。
(2005.09.14 民団新聞)