掲載日 : [2005-09-14] 照会数 : 9267
光州キムチ祝祭参観へ…キムチネット協議会
[ 初の理事会で具体的事業計画が出された ]
産地訪問 共同仕入れも視野に…初理事会で決定
手作りキムチの在日同胞業者を支援するための「キムチネット協議会」(略称キムチネット)の第1回理事会が8日、東京・南麻布の韓国中央会館で開かれ、11月に光州で開催されるキムチ大祝祭に合わせて参観団の派遣を決めた。また、キムチの材料を生産する工場なども見学する。
理事会には理事や監事、諮問委員ら14人が出席。理事は「草の家」の安景植社長、名峰の朴和生社長、へチャンドルジャパンの金奎煥社長、シン・インターナショナルの申尚潤社長、高麗屋の金龍吉代表らのほか、現在交渉中の数人がいる。監事は李日海税理士と東光の金炯万社長。
金永悦会長は「キムチネットに参加する業者にとって、メリットがあるような会にしたいので、皆さんの協力が不可欠だ」と抱負を述べた。
金会長が業者にとって関心の高い光州キムチ大祝祭(11月18〜22日)参観団の派遣を提案し、11月16日から3泊4日の日程で実施することを決めた。
12回目となるキムチ祝祭は、キムチの歴史や生活、効能、加工食品に関する展示館が設置されるほか、全国のキムチ名人を集めたコンテスト、名人と漬けるキムチなどさまざまなイベントが催され、会員にとって興味をそそられるものばかり。
このキムチ祝祭を観覧するほか、農水産物流通公社のaT(農産物貿易)センター訪問、トウガラシをはじめキムチ材料の産地および工場の見学などを通じて、共同仕入れの可能性も探る。視察団の募集人員は30人。日本各地の空港から出発、ソウルで集合しバスで団体行動する。
一方、本会をキムチ業者に限定することなく韓国食品の関連業者にも門戸を開くとの趣旨から、会則について一部見直しが検討された。準会員や賛助会員も幅広く募る。
役員については、「副会長を3人以内とし、会長が指名して総会で承認する」「理事は会員の中から総会で選任する」と改めた。会員の年会費は3000円、理事は月1万円で、理事会は原則3カ月に1回開く。
キムチネットには13日現在、191業者が登録している。
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【募 集】
民団中央本部民生局では次の参加者を募集しています。
▽光州キムチ大祝祭参観(11月16日出発)
▽キムチネット掲載店
申込先=℡03‐3454‐4916。FAX03‐3454‐4614。キムチネットHP=kimchi.jangsa.org
(2005.09.14 民団新聞)