掲載日 : [2005-09-24] 照会数 : 9090
10/5からソウルで写真展「嗚呼!在日同胞」
[ 「嗚呼!在日同胞」写真展のポスター ]
[ 写真展会場前の看板を見入るソウル市民 ]
■「在日100年」韓国特別写真展■
「嗚呼!在日同胞」
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◆日 時:2005年10月5日〜15日
(10/4にプレスビューとオープニングセレモニー)
場所:ソウルギャラリー
(ソウル新聞プレスセンタービル1F)
◆主催:
在日本大韓民国民団
◆後援:
大韓民国外交通商部/韓日議員連盟
ソウル特別市/韓日親善協会
在外同胞財団/ソウル新聞社
◆協賛:
新韓金融グループ/ロッテ
在日韓国人本国投資協会
第一スポーツセンター
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民団は今年を、「在日100年」と定めてきた。在日同胞社会は植民地政策によって派生したとの認識に立つ民団は、乙巳条約締結を強要された1905年11月を、在日社会形成の起点と見なしてきた。そして、来年は民団創立60周年を迎える。
民団はこの機会に、韓国で初めて、「在日100年」と「民団60年」の歩みを紹介する写真展を開催する。期間は10月4日から15日までの12日間。会場はソウル新聞プレスセンター内の「ソウルギャラリー」
第1展示室では民団の歩みを中心に、第2展示室では「在日100年」の足跡を中心に展示する。パネルは約200点。
解放後、本国の保護にも、日本の保護にも恵まれず、寄る辺なき民として出発した在日同胞は、自らの生活を守るために民団に結集した。民団は一貫して生活者団体の姿勢を貫き、同胞と歩みをともにしてきた。
民団はその基本的な性格から、在日同胞の法的・社会的な地位の向上は、祖国韓国が発展してこそ可能との認識に立ち、国力増進に貢献してきた。また、韓日関係が険悪な時代から、両国の善隣友好のために、心血を注いできた。写真展は、そうした民団の姿を象徴的に示すことになるだろう。
「在日100年」展は、在日同胞の渡日史、社会形成史、生活史を網羅するものになる。解放以前の過酷な労働はもちろん、解放後の住宅がない、食料がない、職がないの、ないない尽くしの中でも、家族と同胞共同体の絆を確かめ合いながら、ひたすら前向きに生きてきた同胞たちの、心根が浮かんでくるはずだ。