掲載日 : [2005-10-05] 照会数 : 8287
DV相談在日専門に 鄭瑛惠さんが開設
自立へトータル支援も
ドメスティック・バイオレンス(DV)に悩む同胞女性から話を聞く無料電話相談「ホットライン姉妹(チャメ)」が都内に開設されている。「にっちもさっちもいかない状況から一緒になって出口をつくれないか」と、大妻女子大学教員の鄭暎惠さんが昨年3月から都内に事務所を構え、スタートした。
スタッフおよびサポーターは10人余り。2,3人がチームを組み、毎月第1・3・5月曜日の午後6時半から8時半まで2時間受け付けている。最近は日本人配偶者からDV被害にあう例が増えているという。
鄭さんは「在日の問題は在日にしかわからない面がある。自立、自律に向けての住居探しから就職先、生活上の問題までお手伝いしたい」と話している。
ホットラインは℡0120‐02‐0588まで。なお、個人および法人の支援会員も募集中。
(2005.10.5 民団新聞)