掲載日 : [2008-02-06] 照会数 : 7910
朴康造サッカースクール開校 少数制で直接指導
【兵庫】サッカーJ1ヴィッセル神戸で活躍している在日韓国人の朴康造選手(27)=MF=が、多くの子どもたちに「夢を追い続ける大切さ」を伝えたい、と「パク・カンジョサッカースクール」を開校した。現役Jリーガーが練習や試合の合間を縫って定期的にコーチをすることは極めて珍しい。
場所は神戸市灘区摩耶埠頭にある「アスコフットサルパークマヤ」。朴選手は月1回直接指導。元鹿島アントラーズの小川雅巳さんや、元ザスパ草津の小久保純さんが専任コーチを務め、しっかりとしたテクニックを披露し、技術を伝授している。また、コーチひとりあたりに、最大15人の生徒を受け持つ少人数制のプログラムも大きな特徴。朴選手は子どもたちの成長を目の当たりにして、「未来のJリーガーが誕生するよう、精一杯指導していきたい」と話していた。
スクール内容は、小学校低学年の部と高学年の部で、それぞれ月2回。入会費5250円、参加費1万8900円(3カ月)。詳細問い合わせは、アスリード(℡06・6360・6488、篠崎、小久保)まで。
朴選手は尼崎市出身。00年にはKリーグへ移籍、同年シドニーオリンピックの韓国代表として活躍。在日韓国人のKリーグ入団・韓国代表入りは、いずれも韓国サッカー史上初。03年にヴィッセル神戸に移籍した。
(2008.2.6 民団新聞)