掲載日 : [2008-03-12] 照会数 : 4575
変化と新思考を強調 李大統領が初の国務会議
【ソウル】李明博大統領は3日、青瓦台で新政府初の国務会議を主宰した。
この日の国務会議には、すでに国会聴聞手続きを終えて任命状が授与された韓昇洙国務総理および11人の新長官と、まだ国会聴聞と任命手続きが終わっていない長官候補らに代わって盧武鉉政権の長官4人が無任所国務委員として参加した。国務会議開催のための最小国務委員定員数(15人)を合わせるためだ。
李大統領は「長官は忙しくても週1回は現場を訪問してこそ、現実的で実用的な政策代案をつくり出すことができる」と述べ、「国務委員と高位の公職者たちは『ノブレス・オブリージュ』に対する確固たる考えを持たなければならない」と強調した。
また、李大統領は「昨日と今日は違わなければならず、明日の変化を準備しなければならない」「慣例どおり行うよりも新しい創意的考えで取り組んでほしい」「部処利己主義から脱し、国政全般に関心を持つように」と促した。
◇
国会は2月29日の本会議で、李大統領が韓昇洙国務総理を指名、任命する案件を与党ハンナラ党などの賛成多数で可決、同意した。
李大統領は同日、15国務委員中、指名済みの11人を任命した。
(2008.3.12 民団新聞)