16日に発足した、フランスのオランド大統領新内閣に、韓国系のフルール・ペルラン氏(39、韓国名:キム・ジョンスク)が中小企業・デジタル経済相に登用された。ペルラン氏は1973年ソウル生まれ。生後まもなく路上で発見されて孤児院に送られ、生後半年でフランスに養子縁組された。普通より2歳早い16歳でバカロレア(大学入学資格を得るための国家試験)に合格し、名門グランゼコールのエセック経済商科大学院大学とパリ政治学院、国立行政学院などのエリート校を卒業。監査院に勤務後、02年から社会党の大統領選陣営で演説文の草案作成に関わり、政界に足を踏み入れた。
(2012.5.23 民団新聞)