アジアの格安航空会社(LCC)を中心に韓国への新規就航、増便が相次いでいる。昨年の東日本巨大地震で需要が落ち込んでいた日本路線が回復していることに加え、中華圏の航空会社も先を争って参入している。
台湾の中華航空とエバー航空が金浦〜台北線を4月からそれぞれ運航したのに続いて、キャセイパシフィック航空グループ会社の香港ドラゴン航空が済州〜香港線を週3往復、台湾の復興航空が済州〜高雄線をそれぞれ5月から運航を始めた。中国の春秋航空は仁川〜上海線などの開設を準備中だ。
全日本空輸(ANA)のピーチ・アビエーションは今月8日、仁川〜関西線に就航した。10月にはエアアジア・ジャパンが仁川〜成田、釜山〜成田線を開設する。日本航空系列も年内に韓国路線に参入する計画だ。
(2012.5.23 民団新聞)