【ソウル】与党セヌリ党は15日に京畿道・高陽の総合展示場「KINTEX」で開いた全党大会で黄祐呂国会議員(当選5回)を新代表(代表最高委員)に選出した。
党員、青年選挙人団、代議員選挙人団による投票と世論調査の結果を合算した結果、先頃まで院内代表を務めた黄議員が1位となった。2〜5位の李恵薫議員、沈在哲議員、鄭宇沢議員、兪奇濬議員は、黄議員とともに執行部を構成することになる最高委員に選出された。
朴槿恵非常対策委員長を支持する「親朴系」の重鎮、李漢久議員(当選4回)が9日に院内代表に選出されたのに続き、朴委員長からの信頼が厚い黄議員が党代表に選出され、セヌリ党は親朴系による体制構築を事実上終えたとみなされている。
黄新代表など新執行部は、12月の第18代大統領選挙での政権再創出に向けて8月に予定される党の大統領選挙候補者予備選を管理する。黄新代表は代表受諾演説で「党の和合を第一の課題とする。党の刷新を国民の目線に合わせて引き続き推進する」と強調した。
(2012.5.23 民団新聞)