韓国企業などが日本で発行する円建ての債券「サムライ債」の7月の発行額が1000億円を上回り、月間ベースで過去最高となった。
今年発行されたサムライ債は2700億円で、昨年1年間の発行額(3700億円)の73%に達した。韓国輸出入銀行や新韓銀行など、銀行の動きが活発化している。
サムライ債の金利は1・5%前後で、欧米に比べて大幅に低い金利を維持している点が背景にある。韓国の国際金融センターによると、上半期(1〜6月)に発行された外貨債券全体に占めるサムライ債の割合は13%になった。
(2012.8.29 民団新聞)