掲載日 : [2010-09-29] 照会数 : 5256
「釜山アクアリウム」姉妹館締結記念 茨城県大洗水族館にあの「シュリ」も…
[ 韓日代表チームをイメージしたサッカー水槽 ]
[ いながらにして韓国の雰囲気にひたれる会場 ]
民団が協力、交流企画展
【茨城】アクアワールド茨城県大洗水族館が、韓国最大級の水族館「釜山アクアリウム」との姉妹館協定締結を記念、1日から交流企画展を開いている。茨城空港開港に伴う地域の国際化をにらみ、少しでも韓国からの観光客増加に結びつけようと企画した。民団茨城県本部(金政雄団長)が協力している。
職員全員が韓国語研修
会場を訪ねると、映画「シュリ」で有名になった韓国固有の淡水魚ヤガタムギツク(韓国名シュリ)をはじめ、約20種300点の珍しい魚たちが出迎えてくれる。
ディスプレイにもこだわりが見られた。ミニサッカーボールを前に赤と青の魚が熱戦を繰り広げる姿をイメージしたユーモアあふれる「韓日サッカー水槽」。このほか、水槽に人形を置き、結婚式や昔の祭りを再現している。いずれも釜山アクアリウムからやってきた職員のアイデアだ。
市民が観光釜山の雰囲気を味わえる工夫も随所に。韓国の通貨やチョロン(韓国提灯)など一部の展示物は、民団茨城本部が提供した。会場内での韓国物産の展示即売会も民団側のアイデアだ。水族館の近隣には韓国物産を扱う店が皆無なだけに来館者の人気を呼んでいる。
毎日1回は民団茨城の仲介で韓国の白石文化大学からやってきた2人のインターンシップ研修生が、チマ・チョゴリ姿で館内の案内役を務める。10月31日まで延べ22日間にわたる研修期間中の宿舎も民団側が提供している。アクアワールドの岸田正明副館長は、「お客さんの反応はいい。できれば仁川だけでなく、釜山との直行便も就航してほしいくらい」と期待している。
民団茨城はアクアワールドからの要請を受け、5月から韓国語の講師を派遣している。アクアワールドでは正職員の全員にあたる68人が日常会話の習得を目指して毎日学ぶ。民団では「国際化のお手伝いができれば」と話している。
交流企画展は10月31日まで開催。開館は9〜17時。大人1800円、小中学生900円、幼児300円。民団茨城本部で割引チケットを取扱中。問い合わせは同館(℡029・267・5151)。交流企画展は釜山アクアリウムでも同時開催されている。
(2010.9.29 民団新聞)