【広島】2013年ひろしまフラワーフェステイバル(同実行委員会主催)が3日から3日間、広島市中区の平和大通りと平和記念公園で開催され、世界へ平和の尊さを発信した。
初日の「花の総合パレード」には79団体約8300人が参加。駐広島総領事館(辛亨根総領事)は大邱広域市、民団広島本部、呉市下蒲町朝鮮通信使行列保存会などと一緒になって総勢250人からなる朝鮮通信使行列を再現した。
パレードでは正使役の金範鎰大邱市長が沿道を埋めた見物客に笑顔で手を振っていた。青年会広島本部(宋達典会長)と青年会岡山本部(金慶燮会長)はサムルノリで行列の最後を彩った。
従事官役は民団広島本部の李英俊議長が扮した。李議長は、「韓日が難しい時こそ、パレードを通じて草の根の絆が深まってくれることを願っている」と語った。
昨年、正使に扮した辛総領事は、「朝鮮通信使は韓国と日本の友好の象徴。どんな時も、お互い民間交流を続けていくことがとても大事」と話していた。
実行委員会によれば、3日間の人出は180万2000人。22年ぶり過去最高を記録した。
(2013.5.8 民団新聞)