【静岡】第57回静岡まつり(同実行委員会主催)に今年も朝鮮通信使が登場。市内の目抜き通りを練り歩いて、多くの市民の喝采を浴びた。駿府城に隠居していた大御所こと徳川家康が1607年、使節団に会ったとの史実にならった。
朝鮮通信使は4月6日、伊河麻神社から駿府城を目指した。正使役に駐横浜総領事館の趙宰顯領事、副使役は民団静岡本部の金勇議長、同じく李光男副団長が従事官役を務めた。国書を収めた輿を先頭に民団静岡チャンゴ教室のメンバーがにぎやかに先導した。
朝鮮通信使から家康に国書と記念品を献上する「拝謁の儀」もこの日、市内のクリエーター支援センターで行われた。
(2013.5.8 民団新聞)