
新大久保「妻家房」
キムチの由来から歴史、つくり方まで、見て触って体験できるギャラリー形式の「キムチ博物館」が、このほど、妻家房新大久保店(Tokyo Saikabo)1階にお目見えした。店主の呉永錫さんは全国展開しているチェーン店の中でも「旗艦店」として力を入れている。
各地の特色あるキムチをパネルで紹介する「八道キムチ」コーナー。解説によれば、東西南北の各地によって味は様々。淡泊だったり塩辛く、濃い味付けを好む地域もある。キムチの作り方コーナーでは、塩漬けから発酵までの過程を6枚のパネルと人物模型で紹介している。
また、「キムジャン」風景を模型で再現した大型展示コーナーも見応え十分。これは韓紙人形作家の文美順さんが制作したもの。文さんの作品では、「台所全景」も若い女性の視線を集めていた。ベランダにはキムチ体験教室を開くスペースも用意した。
同フロア内のキムチ工房では総料理長の柳香姫さんがこだわった70種類以上におよぶ各種キムチがショーケースに並ぶ。中には3年寝かせた熟成キムチも。呉さんは「ここ新大久保から韓国伝統の食文化を発信していきたい」と話している。このほか、伝統のお餅とお茶を楽しめるカフェも併設した。2階は個室で本格的コースメニューを味わえるレストラン、3階にはキムチ文化研究所を準備中。
場所はスター通りのK‐SQUARE裏手。問い合わせは妻家房新大久保店(℡03・3200・9108)。
(2013.6.12 民団新聞)