
東日本大震災にも耐えた町並み
【兵庫】東日本大震災で被災した宮城県気仙沼市内の風景を水彩で描いた「気仙沼・町の記憶スケッチ」展が、神戸市長田区の丸五市場ギャラリーで開催されている。
描いたのは在日同胞1級建築士の弘利さん(59)。今春、現地を訪れ、津波に耐え抜いた建物を見て、「長田区などは阪神・淡路大震災時の火災で焼けてしまい、町の記憶がほとんどなくなってしまったが、気仙沼はわずかでも建物が残ったので復興に生かしてほしい」と絵筆をとった。
作品は、気仙沼市の魚町港や商店街など10点。素朴で淡い色合いから、必死になって生き残った町並みの息ぶきが感じられる。20日まで。7月以降は灘区の水道筋商店街や気仙沼でも展示する。
(2013.6.12 民団新聞)