民団中央本部の第168回記者懇談会(異業種間交流会)は14日、韓国中央会館にジャーナリストで『ネットと愛国』の著者、安田浩一さんを講師に迎えて開催された。マスコミ関係者を中心に41人が参加した。
安田さんは「在特会」(在日特権を許さない会)による人の出自、民族、属性を侮辱・中傷するスピーチについて「常に被害者を生み出す一方で、加害者も増産している」と指摘し、「社会全体で容認できないという態度を見せていかなければ、決して根絶できないだろう」と指摘した。
席上、フリーランスのジャーナリスト、萩原遼さんは、「人種差別や民族差別は最も恥ずべきこと」と怒りをあらわにしながら、「在特会は解散せよ! 日本人・有志の会」(仮称)を近く東京で立ち上げることを明らかにした。
(2013.6.26 民団新聞)