【兵庫】認知症などで在宅での暮らしが困難な高齢者のためのグループホーム「ハナ」(神戸市長田区)が、開設から1周年を迎え13日、兵庫韓国文化教育院で記念のセレモニーを開いた。
民団兵庫本部の車得龍団長、婦人会兵庫本部の李慶子会長、駐神戸総領事館の盧載容副総領事らが激励した。
「ハナ」を運営しているNPO神戸定住外国人支援センターの金宣吉理事長は、「たくさんの人から力をもらい、この日を迎えられた。みなさんに恩返しできるよう、これからもがんばっていきたい」とあいさつした。
お年寄りたちには婦人会兵庫本部がキムパプやチヂミ、韓国もちなどを振舞った。金理事長からも記念品が贈られた。婦人会兵庫本部コーラス部はお祝いにと、「ふるさと」など3曲を披露した。
車団長は「ハナは地域になくてはならない場。民団としても誇りに思っている」と語った。
(2013.7.17 民団新聞)