韓国の伝統将棋、チャンギを楽しむ例会が毎月1回、土曜日の午後に東京都内で開催されている。例会が始まってから今年で15年。多いときは愛好家10人以上が集まる。
ルールは日本将棋とかなり異なる。どちらかというとシャンチー(中国将棋)に近い。シャンチーも一緒にたしなむという主婦の山家(やんべ)愛美さんは、「シャンチーがすっと勝負が決まるのに比べ、チャンギはじっくり楽しめるのがいい」と話す。キャリア8年以上の船田邦洋さんは、「駒の動きがとてもダイナミック。これは日本将棋にない最大の魅力」という。
主宰しているのは在日2世の宋正彬さん(52、東京都杉並区)。96年3月には大韓チャンギ協会東京支部を設立し、支部長に就任した。日本でチャンギの普及に努める一方、韓国の子どもたちには放課後の部活教育を通して日本将棋を紹介してきた。宋さんは「韓国の子どもたちも日本将棋を面白いと楽しんでくれた。遊びを通して両国の子どもたちを橋渡しすることを、私のライフワークとしている」と話す。
宋さんは現在、アマ4段。「ルールを知っていれば見知らぬ人とも同じ時間を共有でき、すぐに友達になれる。月1回、土曜日午後の時間をとても大切にしている。ひとりでも多くの人たちに普及していきたい」という。
9月の例会は21日、午後1時から阿佐ヶ谷地域区民センターで。初心者歓迎。会場費300円。問い合わせは宋支部長(℡/FAX03・3310・5284)
(2013.7.31 民団新聞)