【愛知】サハリン残留韓国人の帰還問題や、在日韓国人の法的地位問題などに取り組み、惜しまれつつ政界を退いた公明党の草川昭三さんを囲む会が6日、名古屋市内のホテルで開かれた。民団愛知本部(鄭博団長)が呼びかけた。民団と婦人会の関係者ら約50人が参加した。
呼びかけ人の鄭団長は、「地方参政権の必要性について勉強させてもらい、たくさんのことを啓蒙していただいたことは、在日への大きな力となった。これからもいろんなところで活躍していただきたい」と激励した。
草川さんは記念講演で35年間にわたる政治活動を振り返った。講演を聴いた婦人会中央本部の徐美也子副会長(婦人会愛知本部常任顧問)は、「来年の婦人会全国大研修会に講師として来ていただき、当時の在日の問題などを勉強したい」とリクエストを述べた。
(2013.8.15 民団新聞)