東京韓国学校中高等部の高正姫校監(62)が9月27日、来年3月の定年を前に退任した。同校での教員生活は足かけ37年間に及んだ。
77年に美術の教師として韓国から赴任。IMF危機で生徒が次々に帰国するなどして在籍数が急減した98年には毎日、深夜まで生徒の自主学習をサポートしてかつてない数の大学合格実績を挙げ、その後の生徒数増加につなげた。
退任式で秋秉菊校長は、高校監の努力を称え、感謝牌を贈った。また、呉公太理事長とPTA総会の黄柄会長から功労牌、民団東京本部からも記念品が手渡された。
(2013.10.16 民団新聞)