【熊本】忠清南道(安熙正知事)と熊本県(蒲島郁夫知事)が姉妹都市の提携を結んでから今年で30年。これを記念して熊本県の蒲島知事は16日、訪韓先の忠清南道で、庁舎の中央庭園に安知事とともに永遠の友情を誓うケヤキの木を植樹した。
安知事は、「これまで30年間、兄弟のように情を積み重ねてきた。官民の多方面にわたる交流が今後の発展の礎となり、国際的な力量を高めるのにつながる」と強調した。
熊本県と海外を結ぶ最初の定期国際航空路線は、79年9月開設の大韓航空ソウル線だった。これ以来、韓国との交流が盛んになり、83年1月22日に忠清南道から使節団を迎え、姉妹提携の調印を行った。
現在、公務員の研修受け入れのほか、高校生や青少年の相互訪問、文化・スポーツ団体の往来も盛ん。
(2013.10.30 民団新聞)