【神奈川】民団東京本部(金秀吉団長)は1日、箱根のホテルで13年度組織幹部合同研修会を実施。支部・傘下団体から幹部180人が参加した。開会式で金団長は、「人が集まってこその組織だ」との持論を展開し、「幹部としての役割と自覚をもってこれからの民団再生運動に取り組んでほしい」と激励した。
はじめに河政男民団中央本部事務総長が、「3機関の役割と運営」と題して講演し、民団の組織的性格や目的(綱領)および原則について解説した。続いて民団東京サポートセンターの崔聖植所長が、行政書士という専門的な立場から新たな在留管理制度がもたらす注意点を指摘した。なかでも罰則規定を一覧表に整理したことは参加者に「わかりやすい」と好評だった。
組織経験の比較的浅いある支部役員は、「民団組織に対する認識を新たにできた。幹部としての役割をまっとうできるよう頑張りたい」と述べ、新たな在留管理制度については、「地域の団員同胞に向けた啓発が急務」と誓いを新たにしていた。
平統主催で講演
民主平和統一諮問会議東部協議会(許孟道会長)主催の講演会もこの日、箱根の同ホテルで開催された。韓国統一研究院の李鎔哲招聘研究員が安重根義士をテーマに取り上げた。
(2013.12.11 民団新聞)