組織活性化および実務者のスキルアップと紐帯を強化するための全国実務者の第一陣研修会が5日から6日まで、東京港区南麻布の韓国中央会館などで行われ、地方本部・支部実務者ら59人が参加した。
呉公太中央本部団長はあいさつで、「自分も長野の諏訪という小さな支部で長いこと事務部長をやった。皆さんの苦労をよく知っている。中央の最大の仕事は地方の支部を支えていくことだ。今後も支援を惜しまない」と、激励した。
DVD「民団の歴史」の上映後、河政男事務総長が「民団とはなにか。民団の当面課題(重点方針)」について講義。さらに1,宣言・綱領・規約2,新在留管理制度と外国人住民基本台帳制度3,次世代育成事業などについて、担当局の局長らから説明を受けた。
河事務総長の進行による中央実務陣(各局局長・副局長)との対話・意見交換では1,在日および民団の歴史を再認識した2,これを機会に民団の「綱領」と「第7次宣言」を勉強したい3,いろいろな声を聞くことができる団員宅訪問が活動の基礎であることを再確認した4,オリニ事業についてもっと積極的に知らせていきたいなどとの表明があった。呉団長主催の懇親会では「各地実務者の連帯強化へ今回のような研修会を継続してほしい」との声が多かった。
翌日は、今年新築された韓国大使館を見学したほか、都立横網町公園(墨田区)にある「関東大震災朝鮮人犠牲者追悼碑」を訪れ、黙祷を捧げた。
(2013.12.11 民団新聞)