在日韓国YMCA
2・8独立宣言から95周年を迎えた8日、当時の東京朝鮮基督教青年会館ゆかりの在日本韓国YMCA(金廣照理事長、東京都千代田区)で記念の式典が開かれた。国家報勲処と在日本韓国YMCAの主催。関係者200人が出席した。
式典では現在の厳しい韓日関係を反映してか、来賓の国家報勲処の朴勝椿処長や光復会の朴維徹会長らからは「過去の歴史に対する直視」を求める声が相次いだ。
民団中央本部の林三鎬副団長は、来年には韓日国交正常化50周年を控えていると指摘、「こうした時期に韓日関係がさらに悪化してはならない」とする呉公太団長の致辞を代読した。金理事長も開式辞で、青少年の歴史意識を啓発しながら、「和解と共生」の働きをさらに拡充していくと誓った。
在日韓国留学生連合会の韓勝宇会長が2・8独立宣言文を朗読。最後に東京韓国学校オモニ合唱団が「アリランメドレー」、東京韓国学校合唱団カンタービレが「明るく輝く歌」を合唱した。
午後からは青年会中央本部(徐史晃会長)も同所で式典を開催し、進取の精神を胸に刻んだ。
(2014.2.12 民団新聞)