
限りある水資源を有効に。韓国で技術開発された画期的な節水機器の普及に取り組むエコグリーン企業、デミオジャパン株式会社(車鳳錫代表、東京都新宿区)が日本の15年度第12回環境賞(環境経済人委員会<全国>主催)に選ばれた。
車さん(44)によれば、ビルなど大型建物の水使用量のなかでトイレの排水量が占める割合は70〜80%、一般家庭で25%以上。これを40〜50%減らすことが可能だという。
80〜90年代に開発されたトイレは毎回、15〜20㍑の洗浄水が使われるとされる。最新鋭のトイレと比較すると、3〜5㍑も多い。特に商業施設や駅、サービスエリアなど、不特定多数が利用する施設ではコストも膨大になる。
節水型トイレに丸ごと交換しようとすれば工事が大がかりになり、費用もかさむが、同社の節水機器は洗浄バルブの交換だけ。センサーを使い、レバーに触れることもないので衛生的。外部電源も不要。
車さんは「電気を使わず、省エネという観点から見ても優れた新概念商品」と胸を張る。
応用範囲はトイレだけにとどまらない。洗面台の自動水栓など幅広い。施工費は同社が負担。利用者は節水で浮いた水道料の一部を負担するだけで初期投資はゼロ。医療・介護分野、自治体の関係者が関心を寄せている。
利用者から「結構削減できたと言われるのがいちばんうれしい」と話す車さん。将来的には節水以外の照明、蓄電システムなどでもコスト削減を図る環境総合企業をめざしている。
問い合わせはデミオジャパン株式会社(03・6908・5942)。
(2015.8.15 民団新聞)