
『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞(日本推理作家協会主催)に選ばれた在日同胞の呉勝浩さん(34)に10日、今野敏代表理事から正賞の江戸川乱歩像と副賞の1000万円が贈られた。
選考委員の一人、辻村深月さんは「賞の選考ということを忘れて読みふけりました。飽きさせない展開。次々と新しい真相が明らかになり、読者を最後まで引きつける」と評価。ただし、「(本選では)委員からさまざまな意見が出た」ことも付け加えた。
呉さんは「受賞が決まってからの5カ月は波瀾万丈の日々だった。大変な世界に飛び込んだというのが正直なところ。でも、絶対に生き残ってやる。予想を超える作品を発表したい」と次回作への意欲を語った。
(2015.9.16 民団新聞)