掲載日 : [2017-09-13] 照会数 : 6101
<新大久保>アワビや牡蠣に舌鼓…韓国水産物の試食会
[ ホンオフェを試食してニッコリ ]
韓国海洋水産部が多様な水産物を開発して輸出競争力の強化を図っている。5日は東京・新宿の「新大久保コリアンタウン」で輸出総合ブランド「K‐FISH」をアピールする試食会とプロモーション活動を行った。
試食品はホンオフェ(熟成ガンギエイの刺身)、蒸しアワビ、牡蠣の揚げ菓子、ふりかけのりなど9種類。在日韓国農食品連合会と新宿韓国商人連合会が協力した。
ホンオは全羅道産。本来は熟成したものほど高級品だが、日本市場向けは熟成前を提供した。試食した若い女性たちも「臭いが気にならない」「おいしい」と歓迎していた。
調理を担当した韓国料理専門店「はんあり新大久保本店」の関係者は、「カルシウムやタンパク質に富み、二日酔いにもいい」と効能を説明していた。
蒸しアワビは済州道産。試食した女性は「思いのほか柔らかい」とびっくりした表情。味は日本産より「香り深い」と評判。
牡蠣の揚げ菓子は慶尚南道統営の清浄海域で育った良質のカキをまるごと揚げたスナック菓子。酒のつまみとしてもよく合うオリジナル商品で、日本では肉のハナマサなどで販売している。カワハギとアーモンドのコラボが意外といわれる「ノッポ」も酒のつまみ向きだ。
ふりかけはピリ辛キムチ味のほか、カレー味やわさび味など多彩。いずれもメインの原料はのり。担当者は「板のり以外にいろいろあることを知ってもらいたい」と話していた。
会場では3人組K‐POPグル‐プ「D&T」が広報大使を務め、ミスコリアの2人も韓国から応援に駆けつけた。
(2017.9.13 民団新聞)