掲載日 : [2017-09-13] 照会数 : 6883
活気に満ちた本国セミナー…生活相談センターの30人参加
[ 法津救助公団と新たなMOUを締結した呉団長(右から2人目) ]
新MOUも締結
【ソウル】みんだん生活相談センター(金昭夫所長)は、恒例の本国セミナーを8月30日から9月2日までの3泊4日間、韓国ソウル市内で開催した。
2年ぶり5回目となる今回は、日本各地から弁護士・税理士・行政書士・司法書士ら、20人の専門相談員と中央本部・地方本部の事務局10人、計30人が結集し、これまでで最大規模となった。
参加者には昨年開設した長野県の相談員や年内に開設予定の茨城・広島・香川県本部の実務者もおり、多彩な顔触れ。
初日は、民団と業務提携している大韓法律救助公団との新たなMOU(業務提携)を締結した。夜は中央本部生活相談センター10周年を記念する呉公太中央団長主催の晩餐会が催された。
2日目は、ソウル家庭法院、在外同胞財団、在外国民家族関係登録事務所、盤浦4洞住民センターを訪問し、在日同胞が直面する問題に対する活発な意見が交わされた。
3日目は設立30周年を迎えた救助公団の記念式典・午餐会に招かれた後、在日韓国人の兵役と韓国の多文化支援に関する講義を受けた。
金所長は「何よりも参加者の熱気が高く、視察と講義を通じて専門相談員と実務者の見識を広めることができた」と語り、「今後も全国のセンターと連携しながら、苦境に立たされた在日同胞を助ける組織として全力投球をしたい」との決意を示した。
(2017.9.13 民団新聞)