掲載日 : [2004-06-23] 照会数 : 4016
入居差別是正へ提訴 在日3世「泣き寝入りしない」(04.6.23)
【兵庫】尼崎市在住の在日同胞3世、李俊熙さん(27)とその妻、朴絢子さん(27)が、韓国籍を理由に民間賃貸住宅から入居を拒否されたのは人種差別撤廃条約に違反するとして家主と不動産仲介業者を相手取り慰謝料など242万円の支払いを求め18日、尼崎地裁に提訴した。
訴状によると2人は昨年10月、市内の不動産店で事前に在日韓国人でネコ2匹を飼っていると業者に伝えたうえで希望の物件を業者とともに見に行き、申込書に記入した。しかし、家主は申込書の国籍欄を見て韓国籍であることを知ると、契約の締結を断ってきた。その後、同じ業者の仲介で断られた物件より家賃が月額5000円高いマンションに入居した。
今年1月、法務局に人権救済の申し立てを行ったが、不動産業者と家主は話し合いに応じず、入居拒否事由も「韓国籍であること」から「ネコを2匹飼っていること」に変わっていたという。
李さん夫妻はこのままでは「泣き寝入りになる」として裁判を決意、契約期間2年分の家賃の差額(12万円)と慰謝料の支払いなどを求めている。
同日、在日同胞ら有志が「尼崎入居差別訴訟を支える会」(共同代表、早川和男・徐元洙)を結成した。
(2004.6.23 民団新聞)