掲載日 : [2004-06-30] 照会数 : 4363
市民団体・神戸市に増額迫る 無年金者への特別給付金(04.6.30)
【兵庫】同胞・市民団体「障害年金の国籍条項を撤廃させる会」(佐藤耕壽代表)と「兵庫在日外国人人権協会」(孫敏男代表)の2団体は25日、神戸市を訪れ今年度、在日外国人無年金者への特別給付金予算を据え置いたことに文書で抗議した。
神戸市は03年度予算で高齢者、障害者とも月額5000円を上積みしたが、今年度は現状維持のままだった。応対した大下勝市庶務課長は「整理しきれない問題がある」と2年連続の引き上げが困難だったことを示唆した。これに対して同胞・市民団体側は「国民年金の2分の1支給は市長の公約でもある」とあらためて増額を迫った。
兵庫県内の在日外国人無年金者に対して現在、明石市をはじめとするほとんどの市が国民年金支給額の2分の1を予算化し、残り2分の1については県が共同事業として助成している。
神戸市の特別給付金支給額は今年度、高齢者が月額1万5000円、同じく障害者は4万1000円。2分の1支給を実現するには高齢者で1人あたり月額1963円、障害者で379円の引き上げを必要としている。
なお、同胞・市民団体側は神戸市と同様に取り組みの遅れている姫路市、豊岡市に対しても2分の1支給の実現を求めて交渉中。
(2004.6.30 民団新聞)