掲載日 : [2004-08-18] 照会数 : 3195
慰霊碑の概要固まる 北海道・稚内に来年8月完成へ(04.8.18)
北海道稚内市に来夏、完成予定の「サハリン残留韓国・朝鮮人慰霊碑」の概要が、このほど同建立委員会(共同代表、五十嵐広三元官房長官・高木健一弁護士)から明らかにされた。
碑石は韓国で産出された花崗岩を使う。モニュメントの高さは6㍍で酷寒のサハリンの大地をイメージしている。メーンの碑をはさんで後方の三角形が山、手前の平らな部分は海を表す。碑には亡くなった同胞たちの苦痛にゆがむ顔を浮き彫りにし、韓日友好を願う立場からリング状の「和解の橋」を架けた。彫刻は韓国でモニュメント制作の第一人者とされる金敬華氏(国立公州大学校教授)に依頼している。
第2次大戦当時、多くの同胞がここ稚内からサハリンへ連行された。碑は樺太帰還在日韓国人会の李羲八さんの呼びかけを受け、この問題の解決に取り組んできた高木健一弁護士が5月に建立委員会を立ち上げた。
慰霊碑の建立にあたっては稚内市が市の所有する敷地8㍍四方を提供、基礎工事の一部も担当する。建立予算は碑石、建築費、管理メンテナンス料などで2000万円。建立委員会では9月から募金活動を行う方針。
募金口座は三井住友銀行麹町支店普通口座8662802、サハリン残留韓国・朝鮮人「碑」建立委員会代表高木健一。
(2004.8.18 民団新聞)