掲載日 : [2004-08-18] 照会数 : 4477
韓流、商機に生かす 在日3世の成七龍さん(04.8.18)
[ ネットで注文を受けたDVDの発送に追われる成さん ]
ドラマ・CD取扱い通販サイト立上げ
日本の放送局で韓国の連続ドラマが地上波で放映されたのは「イヴのすべて」(02年、テレビ朝日)が初めて。平均視聴率は8%を記録。夜11時からの放映としては大健闘だった。
ドラマをテレビ朝日に持ち込んだのは在日3世の成七龍さん(34)。実は同じ時期、独自に字幕を付けて「冬のソナタ」もどうかと打診している。しかし、「イヴのすべてを成功させてから」というのがテレビ朝日側の返事だった。NHKで放映されヒットした後、成さんは「一足遅かった。借金してでも買っておけばよかった」と悔やんだ。
この苦い経験から韓国のテレビドラマを独自に買い付け、地方放送局に販売するようになった。これまでに配給した作品は「新貴公子」「秘密」「ロマンス」「真実」など。どちらかというとチェ・ジウの出演作品が多い。
今年からは韓国関連コンテンツ(情報の内容)を扱う専門通販サイト「コリタメドットコム」(
http://www.koretame.com/)で「冬のソナタ」などのドラマを収録したDVDや音楽CDなどの販売に力を入れている。商品の仕入れにあたってはこの間、独自のルートで築いてきた人脈が役立っている。
購入特典としてペ・ヨンジュン、キム・ジェウォンをはじめとするイケメン俳優のポスターやポストカードをつけたアイデアがあたり、韓国ドラマのとりこになった40〜50代からの注文が多い。
成さんが韓国ドラマにのめり込んだのは00年、MBC制作の人間ドラマ「ホジュン(許浚)」に魅せられたことから。MBCを説き伏せ、2年間の期限付きで日本での版権を獲得した。BS日テレで全国放映する予定だったが、このときはスポンサーがつかず、実現しなかった。
(2004.8.18 民団新聞)