掲載日 : [2005-03-16] 照会数 : 6127
人気の韓国館 契約8千万ドル超す(05.3.16)
[ 87社が出展しにぎわいを見せた韓国ブース(千葉・幕張メッセ) ]
フーデックス・ジャパン
70カ国を超す世界の食文化が一堂に集まった「05フーデックス・ジャパン」(第30回国際食品・飲料展)が3月8〜11の4日間、千葉の幕張メッセ(日本コンベンションセンター)で開催された。韓国食品に対する関心は高く、87社が出展した韓国館は連日、大勢の業者でにぎわい、バイヤーとの契約高は8000万㌦を超えた。
「“食”の楽しさ新発見」をテーマにした韓国ブースは、イタリア、米国館に次いで広く、会場内でもひときわ目立った。野菜や鶏カルビ、キムチ、人参酒、健康食品など多種多様な食品が出品され、来館者の関心をそそった。
宮中料理やサムゲタン、チヂミなどの試食コーナーは長い列をなす人気ぶりで、キムチうどんやキムチチーズなどキムチを応用した新製品も注目された。
フランス料理学校で知られる「ル・コルドン・ブルー」がフランス料理とキムチを組み合わせた「キムチヒュージョン料理」の実演にも大勢の人が集まった。
農水産物流通公社の東京農業貿易館によると、バイヤーとの輸出契約は330件、8161万9000㌦にのぼった。キムチをはじめ高麗人参、コチュジャン、伝統酒などに関心が高かった。
韓国農産物ブランド「フィモリ」に指定されたパプリカとスプレー菊の無料プレゼントも行い、安全性と高品質をピーアール。日本のバイヤーは「単なる韓流の影響だけでなく、韓国食品は健康に良いとの認識が広がりつつある」と語った。
「キムチの魅力」でセミナーも
一方、「発酵食品キムチの魅力について」をテーマにしたキムチ学術セミナー・トークショーが9日、関連行事として開催された。
釜山大の朴健栄教授(食品栄養学)は、「キムチは21世紀の重要な健康機能性食品として世界的に評価されつつある」として各種実験結果を示しながら、「醗酵キムチの栄養素は熟成条件によって変化するが、スプーン1杯のキムチに1億個を超す乳酸菌が生成され、食欲増進やダイエットだけでなく、免疫増強、抗酸化、老化抑制、皮膚老化抑制、抗がんなどに効果があり、総合食品としての機能をもつ」と強調した。
都立食品技術センターの宮尾茂雄・主任研究員も、「最近はキムチが調理に向いた漬物であると認識され、調理素材として鍋物やすき焼き、ラーメン、おにぎり、みそ汁などに幅広く利用されている」と指摘した。
トークショーでは、タレントの阿部美穂子さんが「韓国で生活してキムチが韓国人にいかに愛されているかを知った。韓国には家庭の数だけキムチの種類がある。私もキムチのない食事は考えられない」と、キムチに対する思いを語った。
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ヤン・ミギョン 宮廷料理を披露
NHKのBSで放映中の「チャングムの誓い」の韓尚宮役、ヤン・ミギョンさんが9日、フーデックス・ジャパン会場の韓国館でサイン会を開いた。韓国農食品輸出広報大使を務めるヤンさんは宮廷料理の実演も披露し、殺到したファンらを喜ばせた。
(2005.3.16 民団新聞)