掲載日 : [2005-03-16] 照会数 : 3156
神戸市も「満額」回答 無年金給付金(05.3.16)
県は2分の1助成届かず
【兵庫】神戸市(矢田立郎市長)は無年金の外国籍高齢者と障害者に支給する特別給付金について、民団兵庫県本部と地元の市民団体からの長年にわたる要望に応え、05年度予算案で初めて「満額」提示した。これで県内では姫路市を除く主要自治体すべてで足並みがそろったことになる。
予算案によれば、高齢者(満79歳以上)は現行給付額1万5000円を1万6962円に引き上げる。これは老齢福祉年金の半額で、市としての責任をまっとうしたかっこうだ。
重度障害者についても現行4万1000円に379円を上積みした。これは障害基礎年金1級に対して支給されている8万2758円のちょうど半分にあたる。
いずれについても兵庫県(井戸敏三知事)が半額を助成することで日本人との格差が縮まるが、県の05年度予算案では高齢者・障害者とも04年度対比で増額したものの、2分の1の助成は実現しなかった。
金額を見ると高齢者は1万1000円から1万3000円に。重度障害者は2万2000円を2万5000円に引き上げる。
この結果、県と市を合わせた4月からの支給予定額は高齢者が2万9962円、重度障害者は6万6379円となる。
民団兵庫県本部の白永熙団長は「神戸市からはようやく満額回答を得て満足している。県は2年連続の増額だが、満額にはもう一歩のところだ。ただし、姫路市はゼロ回答だったので、これからも運動を継続していかなければならない」と決意を新たにしていた。
(2005.3.16 民団新聞)