掲載日 : [2005-06-22] 照会数 : 8050
韓国工芸品の研究者…「浅川巧の森」建設へ
山梨県北杜市が京畿道に
山梨県北杜市は韓国京畿道抱川郡光陵に「浅川巧の森」を建設する計画だ。白倉政司市長が5日、北杜市高根町で開かれた「浅川伯教・巧兄弟を偲ぶ会」で明らかにした。「偲ぶ会」が開かれたのは1年ぶり。
光陵は浅川巧が生前、よく足を運んだ林業試験場の出張所(現中部林業試験所)のあった場所。この縁で浅川巧の出身地でもある高根町と抱川郡は03年3月に姉妹縁組関係を結び、中学生のホームステイが交互に行われている。
席上、白倉市長は「独島問題で日韓関係がギクシャクしたこんな時代だからこそ民間レベルの交流を大事にしたい」と述べ、2200㌶の広大な中部林業試験場管理地の一部を近いうちに「浅川巧の森」として整備する予定。資金は関係者の協力を仰ぐという。
浅川兄弟は日本の植民地統治下の韓国に渡り、白磁や膳・タンスなどの工芸品を研究して大きな功績を残した。こうした兄弟の功績を顕彰しようと96年6月に旧高根町住民が「偲ぶ会」を発足させた。その後、会の会長を務めてきた大柴恒雄町長が死去し、高根町と北杜市が合併するなどして活動が休止していた。
(2005.06.22 民団新聞)