掲載日 : [2005-08-17] 照会数 : 5064
企業長寿の秘訣は、特化と和の精神…20社が60年
民族企業として祖国光復60年を迎え、今も健在な韓国企業は食品、薬品、建設関連を中心に20社余。朝鮮日報が12日付で報じた。
そのなかで、化粧品で知られる太平洋化学は一度も赤字を出したことがなく、中外製薬は76年の企業公開以降、29年にわたり黒字配当を続けている。創業者が、古くなった米軍トラックを数台集めて運送業を始めた韓進は、昨年ベースで資産24兆5000億ウォン、売上11兆1000億ウォンで、財界11位の企業群に成長した。長寿の秘訣は、「特化」と「和の精神」にあるようだ。
韓進の李源栄社長は、「釣竿をたくさん仕掛けたからといって、魚がたくさん釣れるわけではない」との創業者・趙重勲氏の言葉をあげた。他社が開拓した分野に釣り糸を垂らせば、不必要な競争と失敗につながるとの教訓だ。建設化学工業の黄ソンホ会長は「塗料だけでも約2万5000種を生産するくらい、専門分野を磨くことで困難を克服してきた」と語る。
不渡り寸前の苦難期にも、給料遅配はただの一度もなかった中外製薬の李河社長は、「新薬開発への強固な意志、和の精神こそ原動力」と述べ、大熊製薬の尹在勝代表も、「肝心なのは、患者と顧客を思う心と社員が安心して働けるよう導く経営姿勢だ」と話す。
(2005.08.17 民団新聞)