掲載日 : [2008-08-27] 照会数 : 5876
教員実習生が指導 千葉夏季学校
[ 韓国からの教育実習生と遊ぶオリニたち ]
韓国から12人
【千葉】韓国の小学校で教職に就くことを希望している慶仁教育大学の学生12人が教育実習のため訪日。15日までの5日間、千葉韓国学園の主管した第9回オリニ夏季学校を運営した。韓国語、伝統音楽、舞踊、水墨画、韓服・日時計づくりなど多彩なプログラムで子どもたちを楽しませていた。
このプログラムは韓国政府の主宰する「グローバル・メンタリング事業」の一環。2年前から東南アジアを中心に韓国人学校を回って指導している。今年は日本で初めて千葉韓国教育院(尹裕淑院長)が審査に通った。
進行は母国語でも、少人数制で参加者一人ひとりに目線が行き届いた丁寧な指導が、子どもたちの笑顔を引き出していた。童謡を歌いながら踊ると、子どもたちも率先して輪の中に加わっていった。引率教授の周吉弘さんは、「子どもたちの心に一生消えない思い出を残していきたい」と語っていた。
学生たちは午後も千葉韓国教育院の韓国語会話クラス中・上級班参加者を対象にした集中講座で講師を務めた。
(2008.8.27 民団新聞)