掲載日 : [2008-09-17] 照会数 : 4919
多磨全生園を慰問 西東京の民団と婦人会
【西東京】民団西東京本部(崔七星団長)は11日、婦人会西東京本部(金金子会長)の役員とともに東京・東村山市の国立療養所多磨全生園を訪ね、同胞ハンセン病元患者を激励した。
出迎えた12人の同胞たちは、「みなさんが訪ねてくれるのがなによりもうれしい」と、人寂しさを隠しきれない様子だった。崔団長も「皆さんが思ったより以上に明るい表情なので安心した」とほっとしていた。
同園で療養生活を送る同胞は多いときは200人近かったが、いまは30人余り。平均年齢も80歳を超す。ある療養者は民団が持参した真空パック入りの参鶏湯について、「参鶏湯は暑くて食欲がないこの時期にはぴったり」と喜んでいた。婦人会はキムチを配りながら、近いうちの再訪を約束していた。
(2008.9.17 民団新聞)